平成30年1月28日(日曜日)9時30分~12時30分に、「母子の安全を守る」~事例から安全を考える~ 研修が実施されました。
勝村久司先生の研修会のご報告です。

昨年に引き続き、群馬大学付属病院にて医療事故調査委員をされている勝村先生をお招きして講演を開催いたしました。
改めて陣痛促進剤や無痛分娩など危険な医療介入によるお産について考える機会となりました。
先生は自らが被害者家族であることから、具体的な事例を用いて話され、その言葉一つひとつに重みがあり心に響く講義でした。
これからの助産師に望むことは『助産師の仕事の基本は、医療介入の必要の無いお産を安全に援助することである。
助産師の仕事を「産前・産後ケア担当看護師(保健師)」だと勘違いせず、本当の自然分娩を安全に介助できる助産師になってほしい。』と話されていました。
乱暴な医療介入による事故を減らすために、これからも助産師としての力を発揮していきたいと痛感した1日でした。