11月25日に「産科出血とその対応」の研修が開催されました。講師は愛仁会高槻病院の村井隆先生で、産科のご経験がある救急医の立場からご講義いただきました。

参加者の経験した事例も共有しながら、産科救急の基本的な知識と対応をコンパクトに学習できました。
加えてそれらを実行するにはメンタルモデルの共有やコマンダーの重要性などが大切であることを学ぶことができ、参加者からも「怒らないことが大切ということが印象的だった」という感想がありました。
テレビドラマなど、わかりやすい媒体も取り入れられ臨床場面を思い浮かべながら、自分の職場ではどうするかをシュミレーションできる内容でした。
出血に関する研修を複数回受けている参加者からは「何度学習しても何度遭遇しても出血は怖いので、振り返りや学習を丁寧に続けていきたい」「昨年の出血対応研修と重ね合わせて、救急医の立場からの講義が役立った」との感想が寄せられており、継続学習としても効果的な内容でした。