2月22日に「対人援助の基本姿勢〜相談者の発言の奥にある心に気づくために〜」研修が開催されました。講師には大阪市立大学の中島尚美先生をお迎えしました。

講義では、相談者に関心を寄せその人の力を見極めること、伴走型の支援をするための方法について、体験談を交えて具体的にお話いただきました。
その後、3〜4名に分かれてワークを行いました。“2人の子とお母さんが描かれている絵を見て3人の良いところをみつける”では、たくさんの良いところが見つかり、お母さん自身の力、赤ちゃんの力を発見できました。
次に経産婦さんの事例を通して、どのように関わるかを話し合い、「ここはOK!」とできていることみつけて母親に伝える大切さを学びました。

参加者からは、「ワークでは具体的な声掛けや話の聞き方などを学ぶことができた。」「中島先生の講義の中で相談者への具体的な声掛けの仕方がいっぱい聞けて勉強になりました」など、実践に活かせる内容であったという意見が聞かれ、満足の高い研修となりました。