令和元年9月28日(土)は「CTGモニタリング判読と対応」「子宮収縮剤使用時の助産ケア」と題して、日本医科大学教授の中井章人先生を講師に研修会をしました。

「CTGモニタリング判読と対応」では、一過性徐脈の特徴を理解し判読できることや基線細変動の減少・消失と増加が判読できることを到達目標にお話しして頂くとともに、実際の事例をもとにレベル判定や助産師としての対応をお話くださいました。

また、「子宮収縮剤使用時の助産ケア」では、子宮収縮剤使用の適応や使用のための条件、使用方法などの基礎知識をはじめ、ケアのポイントや使用時のインシデント・アクシデントについてお話くださいました。

CTGは胎児の様子を知る唯一のツールであり、私たちの判断と対応が母子の安全を守ることにつながります。

また、子宮収縮剤使用は、私たちがきちんとした知識を持って、確実に投与すること、母子の観察を十分に行うことが重要であることを学ぶことができ、それぞれの職場ですぐに役立つ研修となりました。